Adobe After Effects CC 27
目次
フルクタルノイズで水面を作る
After Effectsの超万能エフェクト『フルクタルノイズ』で、リアルな水面を作る方法を紹介していきたいと思います。
水面の作成
新規コンポジション作成➡︎新規平面レイヤーを作成します。

平面レイヤーにエフェクト➡︎ノイズ&グレイン➡︎フルクタルノイズを適用します。

エフェクトパネル(フルクタルノイズ)のトランスフォーム➡︎『乱気流のオフセット』のキーフレームをWindowsはaltキー、Macはoptionキーを押しながらクリックして、『乱気流のオフセット』のコンプレッション画面を開きます。

そこへ
[0,time*10]
と入力します。すると下方へゆっくりと動くアニメーションができます。

次にエフェクトパネル(フルクタルノイズ)の『展開』のキーフレームをWindowsは altキー、Macは optionキーを押しながらクリックして、『展開』のコンプレッション画面を開きます。

そこへ
time*200
を入力します。するとフルクタルノイズがゆらゆらと水面のように動くアニメーションができます。

平面レイヤーを3Dレイヤーへ変更します。

次にエフェクト(フルクタルノイズ)を適用した平面レイヤーのトランスフォームを表示させます。(*エフェクトのトランスフォームではありません)。

トランスフォームのそれぞれの値を調整⬇︎⬇︎します。



次にエフェクト➡︎スタイライズ➡︎CC Glassを適用します。

エフェクトパネルでCC Glassの値を調整します。

水面っぽくなってきました。

水面の反射を作る
水面の反射を作成していきます。
平面レイヤー(水面)を複製します(反射)。

エフェクトパネルで複製したレイヤー(反射)の値を調整 (CC Glass)⬇︎⬇︎します。


複製したレイヤー(反射)のモードを『加算』にします。

水面に反射する光が追加され、よりリアルになります。


水面の仕上げ
さらにぼかしや色を調整することでクオリティーをあげていきます。
新規コンポジション(コンポ 2)➡︎新規平面(被写体深度)を作成します。

平面レイヤー(被写体深度)にエフェクト➡︎グラデーションを適応します。


このグラデーションをかけた平面レイヤー(被写界深度)を最初の作ったコンポジション(コンポ1)へネスト化(入れ子)します。

Windowsなら control+ alt+ Y、Macならcommand+ option+ Yで調整レイヤーを作成します。

この調整レイヤーにエフェクト➡︎ブラー&シャープ➡︎ブラー(カメラレンズ)を適用します。

エフェクトパネルでブラー(カメラレンズ)の『ブラーマップ』を平面にグラデーションをかけネスト化した『コンポ2』に変更します。

ブラーマップを反転にチェックを付け、プレビューを見ながら値を調整します。
ここでブラー(カメラレンズ)の『ブラーの反転』をすることで、平面レイヤーに適用したグラデーションの黒い範囲に沿って、ブラーをかけることができます。

プレビューを見ながらブラー(カメラレンズ)のブラーの半径の値を調整します。


最後に色を調整します。調整レイヤーに追加でエフェクト➡︎カラー補正➡︎カラーバランスを適応します。

エフェクトパネルでカラーバランスの値を調整していきます。



これで完成です。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました٩( ‘ω’ )و