【After Effects】リアルなホログラム画像とデジタルノイズの作り方

リアルなホログラムとデジタルノイズ

Adobe After Effects CC 33

リアルなホログラム画像とデジタルノイズの作り方

Adobe After Effectsで簡単にホログラム画像とデジタルノイズを作る方法について解説していきます。ホログラム映像との相性が抜群でかっこいいので、ホログラム加工も含めぜひ覚えておきましょう。


ホログラム加工の手順

まずホログラム加工の方法について順を追って簡単に解説をしていきます。

新規コンポジション( Ctrl or commandN)を作成します。サイズやデュレーションはお好みで調整してください。

新規コンポジション作成


ホログラムにしたい画像や動画素材(フッテージ)を先ほど作成したコンポジションに読み込みます。

フッテージの読み込み


新規調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。調整レイヤーは調整レイヤーより下層のレイヤーに対して、設定したエフェクトやマスクなどの効果を与えるためのレイヤーです。素材自体に直接調整を加えずに、あとで簡単に修正もできるのでとても便利です。

調整レイヤー(モザイク)を作成


作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎スタイライズ➡︎モザイクを適用します。

エフェクトモザイクを適用


モザイクを適用すると、モザイクをかけた調整レイヤーより下層(犬の絵)にモザイクがかかりました。

エフェクトのモザイクを適用


エフェクト『モザイク』の水平ブロックと垂直ブロックの数値をそれぞれ500へ変更します。

エフェクトモザイクの水平・垂直ブロックを500へ変更


写真では分かりにくいですが、モザイクを適用することでデジタルっぽいぼやけかんを出すことができます。

モザイク適用前
モザイク適用前
モザイク適用後
モザイク適用後


新規で調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。

新規調整レイヤー(ブラインド)の作成


新規作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎トランジション➡︎ブラインドを適用します。

エフェクトブラインドの適用


エフェクト『ブラインド』の数値を設定する。
      ・変換終了 =10%
      ・方向   =0×+90.0°
      ・幅    =5

エフェクトのブラインド調整


エフェクト『ブラインド』を調整すると、写真⬇︎︎︎︎のように横線が入りデジタル感がグッと増しました。

エフェクトブラインド適用後


新規で調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。

新規調整レイヤー(露光量)作成


新規作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎カラー補正➡︎露光量を適用します。

エフェクト露光量を適用


エフェクト『露光量』を適用した調整レイヤーのエフェクト➡︎露光量➡︎マスターを開き露出のストップウォッチボタン(キーフレームボタン)を altoptionクリックします。するとエクスプレッションが開き、右側のタイムラインパネルに入力欄が表示されます。

露出にエクスプレッション適用


エクスプレッション入力欄に『wiggle(30,0.4)』と入力します。これは30フレーム間に0.4までの間でランダムに数字を変化させるエクスプレッションになります。露光量にこのエクスプレッション(wiggle)を適用することで、光がチカチカするような効果を与えることができるので、より一層デジタル感が増します。

エクスプレッションwiggleの適用


新規で調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。

新規調整レイヤー(シャープの作成)


新規作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎ブラー&シャープ➡︎シャープを適用します。

エフェクトシャープを適用


エフェクト『シャープ』のシャープ量を20に設定し、適応した画像素材全体を引き締めます。

エフェクトシャープのシャープ量20へ設定
エフェクト適用前
シャープ適応前
エフェクト適用後
シャープ適用後


新規で調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。

新規調整レイヤー(グロー)を作成


新規作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎スタイライズ➡︎グローを適用します。

エフェクトグローを適用


素材を見ながらエフェクト『グロー』の値を調整していきます。今回は
       ・グローしきい値=90.0%
       ・グロー半径  =40.0
       ・グロー強度  =0.5

エフェクトグロー調整
エフェクトグロー適用前
グロー適用前
エフェクトグロー適用後
グロー適用後


新規で調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。

新規調整レイヤー(トライトーン)作成


新規作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎カラー補正➡︎トライトーンを適用します。

エフェクトトライトーンの適用


エフェクト『トライトーン』のミッドトーンを素材を見ながらデジタルっぽい色へ調整します。

エフェクトトライトーンのミッドトーンカラーの変更


新規で調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。

新規調整レイヤー(ノイズ)を適用


新規作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎ノイズ&グレイン➡︎ノイズを適用します。

エフェクトノイズの適用


エフェクト『ノイズ』のノイズ量を5.0%に設定します。ノイズを少しだけ追加することで、ざらっとしたデジタル画面の質を表現することが可能です。

エフェクトノイズのノイズ量を5.0%へ設定
エフェクトノイズ適用前
ノイズ適用前
エフェクトノイズ適用後
ノイズ適用後




デジタルノイズ効果を作る手順

続けてデジタルノイズ効果を作る手順を順を追って解説していきます。


新規で調整レイヤーを作成( Ctrl or commandalt or optionY)します。

新規調整レイヤー(タービュレントディスプレイス)を作成


新規作成した調整レイヤーにエフェクト➡︎ディトーション➡︎タービュレントディスプレイスを適用します。

エフェクトタービュレントディスプレイスを適用


エフェクト『タービュレントディスプレイス』の変形を水平方向に設定します。

エフェクトタービュレントディスプレイスの変形を水平方向に設定


エフェクト『タービュレントディスプレイス』の量を500.0、サイズ2.0へ設定します。

エフェクトタービュレントディスプレイスの量を500.0、サイズ2.0へ設定


このタービュレントディスプレイスで、デジタルノイズが入ったときの映像のブレを表現します。ですのでブレの度合いとして数値は素材を見ながらお好みで調整してください。

タービュレントディスプレイス適用前
タービュレントディスプレイス適用前
タービュレントディスプレイス適用後
タービュレントディスプレイス適用後


新規平面レイヤーを作成( Ctrl or commandY)して、カラーを分かりやすくするために白に設定します。

新規平面レイヤー作成 背景を白に設定


新規に作成した平面レイヤー(白)を写真⬇︎のように四隅をドラッグして細長く形を調整します。

平面レイヤーの調整


平面レイヤーを選択した状態で右クリックをし、プリコンポーズを選択します。

プリコンポーズを選択


プリコンポーズ設定パネルが表示されるので、『すべての属性を新規コンポジションに移動』を選択し、『選択したレイヤーの長さに合わせてコンポジションのディレーションを調整する』にチェックをつけて『OK』をクリックします。

プリコンポーズ設定パネル


新規コンポジション(マット)が作成されました。その新規コンポジションをダブルクリックしてコンポジションの中へ入ります。

新規コンポジション作成


新規コンポジションの中にある平面レイヤー(デジタルノイズ)を選択して、alt or optionP で位置(トランスフォーム)を表示します。

トランスフォームの位置を表示


表示させた位置を選択した状態で右クリックをし、次元の分割を選択します。

次元の分割を適用


次元の分割を適用することで、位置情報をX軸とY軸に分割して調整できるようになります。

次元の分割を適用することで、位置情報をX軸とY軸に分割して調整


表示されたY位置のストップウォッチボタン(キーフレームボタン)をalt or option 押しながらクリックして、エクスプレッションを表示します。

Y位置にエクスプレッションを適用


エクスプレッションにwiggle(1,1500)と入力をします。

エクスプレッションにwiggle(1,1500)と入力


wiggle(1,1500)を設定すると平面レイヤーで設定した白い横棒が、上下(Y軸)にランダムに移動する動きがつきます。

wiggle(1,1500)


平面レイヤー(デジタルノイズ)を選択した状態で Ctrl or commandDで複製します。すると白い横棒が2つランダムで上下に動きます。

平面レイヤー(デジタルノイズ)の複製


最初のコンポジションのレイヤー画面へ戻って、エフェクト『タービュレントディスプレイス』を適用している調整レイヤーと、先ほど設定したコンポジション(マット)が上下位置にあること(マットが上、タービュレントディスプレイスが下)を確認して、下側の調整レイヤー(タービュレントディスプレイス)のトラックマットをアルファマット[マット]に設定します。

トラックマットをアルファマットに設定
トラックマットをアルファマットに設定


エフェクト『タービュレントディスプレイス』を設定した調整レイヤーにアルファマットを適応したことで、コンポジション(マット)で設定したランダムに動く横棒が、素材に触れたところだけタービュレントディスプレイスの効果が表現され、デジタルノイズのような映像の乱れをランダムで表現することができます。

アルファマット適用前
アルファマット適用前
アルファマット適用後
アルファマット適用後


最後にホログラム感を出すために使用する背景に合わせて不透明度(素材を選択して alt or optionT)を調整してください。

不透明度の調整
不透明度100%
不透明度100%
不透明度50%
不透明度50%


今回使用したAfter Effectのデータファイルを配布します。素材を置き換えるだけで簡単にホログラム表現とデジタルノイズが表現できますので、ぜひ使って遊んでみてください⬇︎⬇︎




以上、最後まで読んでいただきありがとうございました٩( ‘ω’ )و



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