After Effects

『KBar2』を買ったのですが
何か便利な使い方はありませんか??

『KBar2』のボタンにはスクリプトを設定したりしてる??
オリジナルのスクリプトを登録すれば、めちゃくちゃ作業効率上がるよd( ̄  ̄)

え!?ス・ク・リ・プ・ト…何か美味しそうな名前ですね(ー ー;)
そのスクリプトは初心者でもできるものなのでしょうか…|ω・`)チラッ

基本的には『KBar2』のようなランチャーツールのスクリプト設定にコードをコピペすればワンクリックで使えるようになるから
『After Effects』初心者でも使える便利なスクリプトをいくつか紹介するね♪( ´θ`)ノ
今回は『Adobe After Effects』初心者でも使える超絶便利なスクリプトをいくつか紹介していきますd( ̄  ̄)
ボタンを作って機能を割り当てることができる『KBar2』のようなランチャーツールにコピペして登録すれば、普段は2〜3工程踏まないといけない手順もワンボタンで自動操作してくれるようになるので、圧倒的作業効率化に繋がります(゚∀゚)
スクリプトがわからない方でも簡単にコピペして設定することができるので、ぜひ活用して圧倒的作業効率化を体験してもらえればと思います(゚∀゚)
特定の機能をアイコンで一覧表示して
ワンクリックのような簡単な操作ですぐに起動できるようにする機能のことですd( ̄  ̄)
『KBar2』の機能や使い方、購入方法、ダウンロード・インストール方法について徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

『KBar2』をカスタマイズ前に必ず読んでくださいd( ̄  ̄;)
*ランチャーツール『KBar2』を楽しくカスタマイズするために見るべきサイトを紹介!!⬇︎⬇︎

目次
『After Effects』で使える便利スクリプト
『After Effects』初心者やスクリプトがわからない方でも簡単に設定できるように、おすすめのスクリプトを紹介しながら設定方法や機能も解説をしていきますd( ̄  ̄)
以下の順に紹介していくので、見たいところまで飛ばして見て下さい⬇︎⬇︎
『KBar2』でスクリプトを設定する方法
『KBar2』ではボタンを作って、そのボタンに簡単にスクリプトを設定することができますd( ̄  ̄)
設定方法は
操作パネルの『BUTTONS』➡︎『Add Button』➡︎『Run Scriptlet』を選択して

『Descreption』は設定画面の表示名やツールチップとして表示されるをテキストを入力。
『Script function or argument optional』はオプションでスクリプトへ関数や引数を追加できますが空欄とします。
『Scliptlet』へスクリプトを書く、もしくはコピペしてください。
*こちら⬇︎⬇︎のスクリプトコードはフッテージやコンポジションを100個複製できるスクリプトですd( ̄  ̄;)

『TEST』ボタンで入力したスクリプトが正常に動作するか確認することができます。
設定する前に一度確認しておいた方がいいですね^^

『ICON』でお好みのアイコンデザインを設定します。
今回は『Text Label』して『Text』は『100』『PICK COLOR』はブルーに設定しました(゚∀゚)

ツールバーに作成したボタンは設定したパネルに表示され、ボタンをクリックすると、設定したスクリプトが実行されますd( ̄  ̄)
ランチャーツール+スクリプトの組み合わせは超絶便利 ♪( ´ ▽ ` )

『KBar2』ではボタンのデザインをカスタマイズすることができます♪( ´θ`)ノ
アイコンカラーは好きな色を割り当てることができますし、自作したPNG/SVGファイルをボタンアイコンとして設定することもできるので、好きなデザインにボタンをアレンジできるところが魅力的( ´∀`)♪

カスタマイズしたツールパネル(KBar)は4つまで作成することでできるので、それぞれお好みのワークスペースに4箇所配置することができます♪(´ε` )
ワークスペースのカスタマイズ好きにはたまらないですね(゚∀゚)

よく使用するエフェクトやアニメーションプリセット、エクスプレッションやスクリプトを設定しておけば、使うまでに毎回2〜3工程の手順を踏む必要がなくワンボタンで適用できてしまうので、かなりの作業効率化に繋がりますd( ̄  ̄)
『KBar2』の詳細情報についてはこちらの記事をご参照ください⬇︎⬇︎

新規プロジェクトを立ち上げたときに使う便利スクリプト
このスクリプトはワンクリックで設定済みの新規コンポジションと種類に合わせて、各種フッテージを振り分けることができるフォルダを作ることができますd( ̄  ̄)

以下のスクリプトを『ランチャーツール(KBar2 etc…)』にコピペするだけです⬇︎⬇︎
function setProject() { app.beginUndoGroup("setProject"); var mainFolder = app.project.items.addFolder("Comp"); app.project.items.addFolder("Pre-Comp"); var subFolder= app.project.items.addFolder("Footage"); subFolder.items.addFolder("BGM"); subFolder.items.addFolder("Other"); subFolder.items.addFolder("Picture"); subFolder.items.addFolder("Solid Layer"); subFolder.items.addFolder("Sound Effect"); var comp1 = mainFolder.items.addComp("Final Comp", 1920, 1080, 1.0, 3.0, 30); app.project.items[2].openInViewer(); app.endUndoGroup(); } setProject();
コンポジション名や各種フォルダ名を変えるときは、それぞれ”〇〇”のテキストを変更してください。
コンポジション設定の変更は
サイズ(横1920、縦1080)、ピクセル縦横比(1.0)、デュレーション (3.0)秒、フレームレート(30)の数値をそれぞれ変更してください。

新規コンポジションを作成できる便利スクリプト(コンポジション設定済み)
このスクリプトはワンボタンで設定済みの新規コンポジションを作成してくれるスクリプトになりますd( ̄  ̄)

以下のスクリプトを『ランチャーツール(KBar2 etc…)』にコピペするだけです⬇︎⬇︎
app.project.items.addComp('compname',1920,1080,1,3.0,30);
*コンポジション設定はサイズ(横1920、縦1080)、正方形ピクセル(1.0)、デュレーション (3.0)秒、フレームレート(30)となってます。
コンポジション名を変えるときは、”compname”を変更してください。
コンポジション設定の変更は
サイズ(横1920、縦1080)、正方形ピクセル(1.0)、デュレーション (3.0)秒、フレームレート(30)の数値をそれぞれ変更してください。

レイヤーラベルカラーをレイヤーの種類別に一括変更できる便利スクリプト
このスクリプトは予め設定されているレイヤーラベルのカラーを、各フッテージの種類別に一括変更してくれるスクリプトになりますd( ̄  ̄)

以下のスクリプトを『ランチャーツール(KBar2 etc…)』にコピペするだけです⬇︎⬇︎
// 色番号 ➡︎ 現在の設定 // 0 グレー(なし)➡︎ テキストレイヤー // 1 レッド ➡︎ 平面レイヤー // 2 イエロー ➡︎ 調整レイヤー // 3 アクア ➡︎ コンポジション // 4 ピンク ➡︎ カメラレイヤー // 5 ラベンダー ➡︎ オーディオレイヤー // 6 ピーチ ➡︎ // 7 シーフォー ➡︎ 静止画(AVI) // 8 ブルー ➡︎ 3Dレイヤー // 9 グリー ➡︎ シェイプレイヤー // 10 パープル ➡︎ ライトレイヤー // 11 オレンジ ➡︎ 静止画 // 12 ブラウン ➡︎ ヌルレイヤー // 13 フクシアピンク ➡︎ // 14 シアン ➡︎ // 15 サンドストーン ➡︎ // 16 ダークグリーン ➡︎ ガイドレイヤー for(i =1; i<= app.project.items.length; i++){ myItem = app.project.items[i]; changeLabelColor(); } function changeLabelColor(){ for(var i=1; i<=myItem.numLayers; i++){ //オーディオレイヤー if (myItem.layer(i).hasAudio) { myItem.layer(i).label=(5) } //静止画 if (myItem.layer(i).hasVideo) { myItem.layer(i).label=(11) } //静止画(AVI) if(myItem.layer(i).name.indexOf(".avi")> -1){ myItem.layer(i).label=(7) } //テキスト if (myItem.layer(i) instanceof TextLayer) { myItem.layer(i).label=(0) } //ライト if (myItem.layer(i) instanceof LightLayer) { myItem.layer(i).label=(10) } //シェイプ if (myItem.layer(i) instanceof ShapeLayer) { myItem.layer(i).label=(9) } //カメラ if (myItem.layer(i) instanceof CameraLayer) { myItem.layer(i).label=(4) } //平面レイヤー if (myItem.layer(i) instanceof AVLayer) { if (myItem.layer(i).source.mainSource instanceof SolidSource && myItem.layer(i).nullLayer != true && !(myItem.layer(i).source instanceof CompItem)) { myItem.layer(i).label=(1) } } //調整レイヤー if (myItem.layer(i).adjustmentLayer) { myItem.layer(i).label=(2) } //3Dレイヤー if (myItem.layer(i).threeDLayer) { myItem.layer(i).label=(8) } //ガイドレイヤー if (myItem.layer(i).guideLayer) { myItem.layer(i).label=(16) } //コンポジション if (myItem.layer(i).source instanceof CompItem) { myItem.layer(i).label=(3) } //ヌル if (myItem.layer(i).nullLayer) { myItem.layer(i).label=(12) } } }
お好みのカラーナンバーに変更することで、レイヤーの種類ごとにラベルカラーを設定することができます( ´∀`)

*一度操作を実行したら1つ前に戻ることはできないので注意してくださいd( ̄  ̄;)
ワンボタンでプロジェクト内のレイヤーソースを表示できる便利スクリプト
このスクリプトは各コンポジションやフッテージのレイヤーソースを、プロジェクトパネルにワンボタンで表示してくれるスクリプトになりますd( ̄  ̄)
レイヤーソースを表示したいレイヤーを選択した状態でスクリプト(KBar2)を実行すると、プロジェクトパネルにレイヤーソースが表示されます。

以下のスクリプトを『ランチャーツール(KBar2 etc…)』にコピペするだけです⬇︎⬇︎
var proj = app.project; var comp = proj.activeItem; if(comp){ var selectedLayers = comp.selectedLayers; if(selectedLayers.length > 0){ for(var l = 0 ; l < selectedLayers.length ; l++){ selectedLayers[l].source.selected = true; } } }
プロジェクトパネル内で一々探す必要がないので意外と便利です。
エクスプレッションをキーフレーム化(ベイク)する便利スクリプト
このスクリプトはワンボタンでエクスプレッションをキーフレーム化(ベイク)してくれるスクリプトになりますd( ̄  ̄)
エクスプレッションを多用するとレンダリングに時間がかかってしまうので、レンダリング前に全てのエクスプレッションをワンボタンでキーフレーム化(ベイク)することができます(゚∀゚)
プロジェクト内の全てのエクスプレッションがまとめてベイクされますd( ̄  ̄)

エクスプレッションをベイク処理すると
計算が複数のキーフレームに変換されコントローラーがロックされます。
これで、数学的な計算が必要なくなり、レンダリング処理が軽くなりますd( ̄  ̄)
ベイク化万歳♪( ´θ`)ノ
以下のスクリプトを『ランチャーツール(KBar2 etc…)』にコピペするだけです⬇︎⬇︎
function convertToKeyframes(theProperty){ if (theProperty.canSetExpression && theProperty.expressionEnabled){ theProperty.selected = true; app.executeCommand(2639); theProperty.selected = false; } } var myComp = app.project.activeItem; if (myComp && myComp instanceof CompItem){ var myLayer; var myProperty; app.beginUndoGroup("convert expressions"); for (var i = 1; i <= myComp.numLayers; i++){ myLayer = myComp.layer(i); try{ myProperty = myLayer.property("position"); convertToKeyframes(myProperty); }catch(err){ } try{ myProperty = myLayer.property("anchorPoint"); convertToKeyframes(myProperty); }catch(err){ } try{ myProperty = myLayer.property("rotation"); convertToKeyframes(myProperty); }catch(err){ } try{ myProperty = myLayer.property("scale"); convertToKeyframes(myProperty); }catch(err){ } try{ myProperty = myLayer.property("opacity"); convertToKeyframes(myProperty); }catch(err){ } try{ myProperty = myLayer.property("timeRemap"); convertToKeyframes(myProperty); }catch(err){ } try{ myProperty = myLayer.property("sourceText"); convertToKeyframes(myProperty); }catch(err){ } } app.endUndoGroup(); }
レンダーキューをリセットする便利スクリプト
このスクリプトはワンボタンでレンダーキューを全てリセットしてくれるスクリプトになりますd( ̄  ̄)
繰り返し利用しているプロジェクトには過去のレンダーキューが積み重なっていることがありますが

ワンボタンで全て消し去ってくれます^^地味な機能ですがあると便利です( ̄∇ ̄)

以下のスクリプトを『ランチャーツール(KBar2 etc…)』にコピペするだけです⬇︎⬇︎
/** * @title Clean Render Queue * @version 1.3 * @author Kyle Martinez <www.kyle-martinez.com> * * @description Clean out the Render Queue * * @license This script is provided "as is," without warranty of any kind, * expressed or implied. In no event shall the author be held liable for any * damages arising in any way from the use of this script * * In other words, I'm just trying to help make life as an animator easier * "A rising tide lifts all boats." - John F. Kennedy, 1963 */ (function() { var renderQueue = app.project.renderQueue; while (renderQueue.numItems > 0) { renderQueue.item(1).remove(); } })();
最後に
スクリプトがわからない方でもスクリプト+ランチャーツールを使って『Adobe After Effects』を快適に使うための方法を紹介しました^^
他にも『KBar2』に関連した記事を書いていますので、気になる方はぜひ読んでください(゚∀゚)⬇︎
『KBar2』の機能や使い方、購入方法、ダウンロード・インストール方法について徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

『KBar2』を購入後、カスタマイズ前に必ず読んでくださいd( ̄  ̄;)
*ランチャーツール『KBar2』を楽しくカスタマイズするために見るべきサイトを紹介!!⬇︎⬇︎

*『KBar2』の無料拡張スクリプト『Primitives』を徹底解説した記事です⬇︎⬇︎

*『KBar2』の『Invoke Menu Item』➡︎『Menu command name or command id』に『Command ID』を入力すれば、ワンボタンでメニューを実行することができるようになりますd( ̄  ̄)
【Adobe After Effects】の日本語版と英語版のメニューアイテム対応表 + Command ID【ver.2021】の記事はこちら⬇︎⬇︎

今回紹介したランチャースクリプト『KBar2』以外にも『Adobe After Effects』で使えるおすすめの無料・有料プラグインやスクリプトはたくさんありますd(^^)
【Adobe After Effects】おすすめの無料プラグイン+スクリプト
*約700種類のプリセットや複数のプラグインを無料で使用できる『AEJuice』のダウンロード・インストール方法を解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*約100種類以上のアニメーションプリセットや複数のプラグインを無料で使用できる『Animation Composer 3』の機能や使い方を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*1200種類のプリセットが無料で使える『Motion Bro』のダウンロード・インストール方法を解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*無料で手に入る超便利な万能スクリプト『Utility BOX』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*『After Effects』初心者が絶対に導入すべきおすすめの無料プラグインを紹介した記事はこちら⬇︎⬇︎

【Adobe After Effects】おすすめの有料プラグイン+スクリプト
*『AEJuice』が提供する57種類すべてのプラグイン(プリセット数9,000種類以上)が手に入る最強効率化バンドル『AEJuice ALL BUNDLE Lifetime』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*『Animation Composer』で使える8種類の便利なプラグイン詰め合わせセット『Motion Designer’s Bundle(プリセット数5,000種類以上)』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*導入必須のランチャースクリプト『KBar2』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*2250種類の高品質なグラフィックプリセットが使える『Toko Graphics 4.0』の購入からインストールまでの手順を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*超便利な万能プラグイン『Motion Tools』の機能と使い方を解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*『After Effects』必須のイージングプラグイン『Flow』の機能と使い方を解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*『Auto Crop 3』の機能や使い方、購入方法からインストール方法まで徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

『Adobe CC コンプリートプラン』が Adobe正規価格の半額【 39,980 円 / 年(税込)】で購入できる方法や
価格、各種サービス内容など徹底的に比較解説した記事を書いてます^^
*『Adobe CC』の契約更新が近い方はぜひ参考にして下さい⬇︎⬇︎

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました٩( ‘ω’ )و