Adobe After Effects CC 40
目次
無料プラグイン VC REFLECTの使い方
大人気無料プラグイン『Saber』でお馴染みのVideo Copilot社が公開している無料プラグイン『VC REFLECT』の使い方について解説をしていきます。
『VC REFLECT』は簡単に高品質な影・鏡面反射を作れるプラグインになります。3Dやカメラにも対応していますし、フッテージを置き換えることで設定も引き継ぐことができるのでとても便利です。ぜひ使用してみてください。
*『VC REFLECT』のダウンロード方法については以下の記事をご参照下さい
⬇︎⬇︎

*『VC REFLECT』のダウンロード・インストール・使用方法について解説した
動画を作りました。ぜひ参考にしてください。
『VC REFLECT』の使い方
『VC REFLECT』を順を追って解説していきます。
『VC REFLECT』をダウンロードするとエフェクト➡︎Video Copilot➡︎VC REFLECTが表示されます。

『VC REFLECT』はテキストやシェイプ、その他フッテージの全てに適応して影や鏡面反射を作ることができます。


『VC REFLECT』エフェクトコントロールパネル解説
エフェクトコントロールパネルの項目を1つずつ解説していきます。
テキストに『VC REFLECT』を適用すると、まずはプレビュー上に反射が表示されていない状態で適用されます。


『Floor Position』で反射の位置を調整することができます。
位置を調整する方法は3つあります。1つ目はプレビュー画面の下に表示されているポイントをドラッグすると反射したテキストの位置を動かすことができます。

2つ目はコントロールパネルのターゲットボタンをクリックすると、十字の位置調整カーソルが表示されるので、動かしたい場所へ調整しクリックすることで反射の位置を移動することができます。


3つ目はコントロールパネルのX軸とY軸の値を調整することで、反射の位置を移動することができます。


『Reflection Angle』は反射した影を回転させ位置を調整することができます。



『Reflection Distance』は和訳の通り反射距離を調整することができます。





『Reflection Falloff』は影の反射距離を縮めたり伸ばしたりなど外に広げるように影を調整することができます。『Reflection Distance』に似ていますが、『Reflection Distance』は表示されている影をそのまま調整しますが、『Reflection Falloff』は影そのものを遠方に広げながら光を調整していくような感じなので、影が本体(テキスト)の遠くになると薄く、近くなると濃くなるように不透明度も同時に調整することになります。
『Reflection Distance』で影の幅を調整し、『Reflection Falloff』で影の遠近感を調整することができます。
デフォルトでは0.50となっています。





『Skew』は和訳で斜めという意味ですので、Skewの値を調整すると影を斜め方向に動かすことができます。
デフォルトは0.0で設定されていますが、マイナス数値で左斜め方向、プラス数値で右斜め方向に動かすことができます。



『Tint』は和訳で色合いという意味ですので、影の色を変更することができます。デフォルトではホワイトに設定されています。



『Opacity』で反射した影の不透明度を調整することができます。デフォルトで100.0%に設定されています。



『Blur Type』は3つのブラー設定(Blur Amount、Blur Offset、Blur Falloff)の値を調整した際に、ブラーのタイプを『Drectional』か『Falloff』から選択することができます。『Drectional』は普段使っているブラーと同じようにブラーを適用することができるタイプで、『Falloff』は全体的にブラーが縮まったような形で適用することができます。
プレビューをみながらお好みで選択しましょう。




『Blur Amount』はぼかしの量を調整することができます。この『Blur Amount』の数値をあげていないと『Blur Offset』『Blur Falloff』の設定はできません。





『Blur Offset』はテキスト本体を基準としてブラーのかかり具合を広げることができます。





『Blur Falloff』はデフォルトは0.50で設定されており、数値を下げることで外側に引っ張られるようなブラーの拡大にすることができます。





『Blend Style』は本体(テキスト)と影の位置関係を調整することができます。『Composite』『Behind Original』『Reflection Only』の3つから選択することができます。

『Blend Style』を『Composite』に設定すると位置関係は本体(テキスト)も影も同一で表示されます。

『Blend Style』を『Behind Original』に設定すると、位置関係は本体(テキスト)の方が影よりも前面の位置に表示されます。
この『Behind Original』が影を表現をするには最も適しています。

『Blend Style』を『Reflection Only』に設定すると、オリジナル(テキスト)は非表示となり、作成した反射のみが表示されます。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました٩( ‘ω’ )و