Adobe Photoshop CC 22
今回は無料配布されているアクション素材『Halftone Automator』を使って、レトロなハーフトーン画像を簡単に作る方法を解説していきます。
ハーフトーンとは画像内の異なるグレーの濃度を、さまざまなサイズのドットで表現した単色画像になります。
『アクション素材(Halftone Automator)』を使うことで、簡単にこのような感じ⬇︎⬇︎のハーフトーン画像に編集することができます。




Adobe Photoshopで作られた『アクション素材』を読み込んで『アクション』するだけで、簡単にプロ並みの編集加工を加えることができます。もの凄く簡単で便利な機能ですので、ぜひ一度使ってみてください。
*『アクション機能』『アクション素材』について解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

目次
アクション素材『Halftone Automator』を使った画像編集方法

アクション素材『Halftone Automator』のダウンロードから使用方法まで順を追って解説していきます。
*Photoshopを英語版へ切り替える方法はこちら⬇︎⬇︎
まずアクション素材『Halftone Automator』の無料配布サイトへ入ります。
*『Halftone Automator』のダウンロードにはメールアドレスの登録が必要です。予めご了承ください。

下にスクロールしていくと『Enter your email address』とあるので、メールアドレスを入力し、下のプライバシーポリシー同意にチェックを入れてから『DOWNLOAD FILES』をクリックします。

登録したメールアドレスにダウンロードリンクが送信されたと表示されます。

メールを確認し『Halftone_Automator.zip』というリンクがあるのでクリックします。

『Halftone_Automator.zip』がダウンロードされるので、展開して『Halftone_Automator』フォルダを表示させておきます。

Photoshopを開き、アクションを適用した素材を読み込みます。

読み込んだ素材のレイヤー名が『Background』の背景レイヤーで鍵マークが表示されていることを確認してください。もしレイヤー名(Background)が一字でも違っていたり、背景レイヤーとして鍵マークがついていなければ、アクションを実行する際にエラーを起こしてしまいます。

もしレイヤー名が『Background』ではなかったり、背景レイヤーとして鍵マークが表示されていない場合には、レイヤーを選択した状態で上部メニューからLayer➡︎New➡︎Background from Layerを選択して背景レイヤーに変更しておいてください。

上部メニューのWindow➡︎Actionを選択してアクション操作パネルを表示させます。

アクション操作パネルの右上のメニューボタンをクリックします。

表示されたメニューから『Load Actions』を選択します。

ダウンロードしておいた『Halftone_Automator』フォルダ内にある『Halftone_Automator.atn』を選択し、開くをクリックします。

『Halftone_Automator』がインストールされ、フォルダを開くと『Dots』『Diagonal Lines』『Horizontal Lines』の3種類があり、それぞれスモールからギガンティックまで生成する画像サイズを選択することができます。

今回は『Diagonal Lines – Large』を選択し、下のスタートボタンをクリックします。

自動で『Brightness/Contrast』『Bitmap』『Halftone Screen』の調整パネルが表示されます。仕上がりをプレビューでみながら調整できないので不便ですが、機会があれば微調整してみてください。『Halftone Screen』のFrequencyはドットやラインの太さや幅を調整できるのでお好みで設定しましょう。
今回はとりあえず全てそのままOKをクリックします。



アクション『Diagonal Lines – Large』が適用されました。今回のアクション素材『Halftone Automator』は他のアクション素材と違い、別のアートボードに自動で作成されます。何種類か作成してアートボードを切り替えることで比較ができるのでとても便利です。

これで完成です。あとはテキストや色をお好みで調整してください。

下の写真は『Dots』『Diagonal Lines』『Horizontal Lines』のアクションを適用した画像をそれぞれ拡大したものになります。



アクション素材『Halftone_Automator』は、『デュオトーン』と相性がとてもいいです。『Halftone_Automator』を適用した後にぜひデュオトーン加工してみてください。

*アクション素材を使ってデュオトーン加工をする方法⬇︎⬇︎

*グラデーションマップでデュオトーン加工をする方法⬇︎⬇︎

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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ