Adobe Photoshop 69
今回は『Photoshop(フォトショップ)』でパターン機能を使ってテキストや選択範囲、シェイプへパターンプリセット(.pat)を適用する方法を解説していきます。
*『Photoshop(フォトショップ)』パターン機能の使い方について徹底解説した動画はこちら⬇︎⬇︎
目次
パターン機能を使ってテキストや選択範囲、シェイプへパターンプリセット(.pat)を適用する方法
パターン機能を使ってテキストや選択範囲、シェイプへパターンプリセット(.pat)を適用する方法をぞれぞれ順を追って解説していきます。
テキストへパターンプリセット(.pat)を適用する方法
テキストへパターン機能を使ってパターンプリセット(.pat)を適用する方法には2つあります⬇︎⬇︎
まずパターンパネルからテクスチャーを適用する方法を解説していきます。
テキストツールでお好みのテキストを作成します。
![テキストツールでテキストを作成](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/create-text-e1593327430674.png)
上部メニューからウィンドウ➡︎パターンを選択します。
![上部メニューのウィンドウからパターンを選択](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/select-a-pattern-from-the-window11.png)
表示されたパターンパネルからお好みのパターンプリセット(テクスチャー)を選択すると、テキストへテクスチャーが適用されます。
![テキストへテクスチャーを適用](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/apply-pattern-to-text-e1593328448351.png)
次にレイヤースタイルからテキストにパターンプリセット(.pat)を適用する方法を解説します。
まずテキストを作成し、レイヤースタイルパネルを開きます。レイヤースタイルパネルの開く方法は3通りあります。
上部メニューからレイヤー➡︎レイヤースタイル➡︎レイヤー効果でレイヤースタイルパネルを表示させる、もしくは
![上部メニューからレイヤー効果を選択](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/select-layer-effect-in-the-top-menu-e1594526653216.png)
レイヤーを選択した状態で右クリックをし、表示されたメニューからレイヤー効果を選択、もしくは
![レイヤーを選択した状態で右クリックメニュー→レイヤー効果を選択](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/right-click-to-select-a-layer-style.png)
レイヤーパネルの右側のスペースをダブルクリックすることで、レイヤースタイルパネルを表示させることができます。
![レイヤーの右スペースをダブルクリックしレイヤースタイルパネルを表示](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/double-click-to-display-layer-style.png)
レイヤースタイルパネルのパターンオーバーレイにチェックを入れて選択し、真ん中に表示されたパターンオーバーレイメニューからパターンをクリックして、お好みのテクスチャーを選択します。
これでテキストに選択したテクスチャーが反映されます。
![](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/apply-texture-to-text-e1594527383538.png)
他のパターンオーバーレイメニューの数値を変更することで、適用されたパターンの不透明度、パターンの種類、角度、比率(拡大・縮小)をお好みで調整することができます。
![パターンオーバーレイの調整](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/pattern-overlay-menu-e1594527793918.png)
選択範囲へパターンプリセット(.pat)を適用する方法
次は選択範囲へパターンプリセット(.pat)を適用する方法する方法を解説していきます。
まず長方形ツールなどを使ってテクスチャーを適用したい選択範囲を指定します。
![選択範囲を指定](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/specify-selection-e1593328835258.png)
上部メニューからウィンドウ➡︎パターンを選択します。
![上部メニューのウィンドウからパターンを選択する](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/open-pattern-panel-e1593329244972.png)
表示されたパターンパネルからお好みのテクスチャーを選択すると、選択範囲に指定したテクスチャーが適用されます。
![選択範囲にパターンを適用](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/apply-a-texture-to-the-selection-e1593329593323.png)
パターン内のテクスチャーの角度や拡大・縮小をしたい場合には、上部メニューからレイヤー➡︎レイヤースタイル➡︎レイヤー効果でレイヤースタイルパネルを表示させる、もしくは
![レイヤースタイルの表示方法](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/layer-style-display-method-e1594522843981.png)
レイヤーを選択した状態で右クリックをし、表示されたメニューからレイヤー効果を選択、もしくは
![レイヤーを右クリックでレイヤー効果を選択](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/layer-style-display-method-right-click.png)
レイヤーパネルの右側のスペースをダブルクリックすることで、レイヤースタイルパネルを表示させることができます。
![レイヤーパネルレイヤーのの右スペースをダブルクリックする](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/layer-style-display-method-double-click.png)
レイヤースタイルパネルの『パターンオーバーレイ』にチェックして選択し、表示されたメニューでパターンの不透明度、パターンの種類、角度、比率(拡大・縮小)を調整することができます。
![パターンオーバーレイの適用と調整](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/pattern-overlay-e1594523750959.png)
*選択範囲にパターンパネルでテクスチャーを適用する前に、最初からレイヤースタイルでパターンを適用しようとすると、選択範囲だけではなくレイヤー範囲全てにテクスチャーが反映されてしまいます。
![レイヤーにパターンオーバーレイを適用](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/apply-pattern-overlay-to-layer-e1594524467269.png)
ですので、①パターンパネルでパターンを適用した後、②新しく作成されたパターンレイヤーを選択した状態でレイヤースタイルパネルを表示させ、パターンオーバーレイを適用して各項目を調整してください。
![選択範囲にパターンオーバーレイ適用](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/apply-pattern-overlay-e1594525228704.png)
シェイプへパターンプリセット(.pat)を適用する方法
次はシェイプへパターンプリセット(.pat)を適用する方法を解説していきます。
まずはカスタムシェイプツールなどを使ってシェイプを作成します。
![カスタムシェイプツールでシェイプを作成](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/create-shapes-with-custom-shape-tools-e1593330063283.png)
ツールメニューから塗りを選択して、表示されたパネルのパターンボタンをクリックします。
パターンプリセット(テクスチャー)が表示されるので好みのテクスチャーを選択することでシェイプの塗りに指定したテクスチャーが適用されます。
![シェイプの塗りにテクチャーを適用](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/apply-a-texture-to-the-fill-e1593330686716.png)
塗りだけでなく線にも同様の手順でお好みのテクスチャーを適用することができます。
![線にテクスチャーを適用](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/06/apply-texture-to-lines-e1593331179120.png)
塗りも線もパネル下にある『拡大・縮小』『角度』の数値を調整することで、テクスチャーをお好みの描写へ調整することができます。
![パターンの拡大・縮小、角度を調整](https://nextist.net/wp-content/uploads/2020/07/pattern-angle-expansion-reduction-e1594521900346.png)
最後に
ネット上に使いやすいようにまとめられたパターンプリセット(.pat)が無料でたくさん転がっています。
その無料パターンプリセット(.pat)を各ジャンル別にまとめて紹介した記事を書いてます。
パターン素材(.pat)を使いこなせばかなりの作業効率化とデザインのクオリティーアップに繋がるので、ぜひダウンロードして使ってみてください⬇︎⬇︎
パターン素材(.pat)のジャンル別まとめ記事一覧
*『Photoshop(フォトショップ)』のパターン機能で使用するパターンプリセット(.pat)のインストール方法を解説した記事はこちら⬇︎⬇︎
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ