動画・音声形式とは!?書き出し形式の意味がわからないという方必見!!

動画・音楽形式、コーデックとコンテナの違い

Basic 01

動画・音声形式の基礎

動画形式・音声形式・コーデック・コンテナ・フォーマット…
MP4、MOV、H.264…何がどう違うのだろう…

わからない方はこのページを読んでいただけると何となく理解していただけるかと思うので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。


コンテナとは!?

まずコンテナについて出来るだけわかりやすく解説をしていきます。

動画は単純に『映像ファイル』と『音声ファイル』この2つを組み合わせて動画として形を成しています。
この時に『映像ファイル』と『音声ファイル』をまとめるのに使用する動画形式(ファイルフォーマット)を『コンテナ』といいます。


多重化、コンテナ化、カプセル化

映像ファイルや音声ファイルをコンテナにまとめることを『多重化』『コンテナ化』『カプセル化』いいます。

映像ファイルと音声ファイルどちらか片方のファイルの場合は、コンテナは使われるのか?

これは単純に音楽ファイル専用のコンテナ(MP3など)は存在しますが、映像ファイル専用のコンテナは存在しません。

なぜ音声ファイルを含まない映像ファイル専用のコンテナが必要ないのか?

音のない映像ファイルは必要ですか?音のない映像はいらないですよね。
動画ファイルから映像を取り除いたものが音声ファイルになります。


コンテナの種類

コンテナの種類には以下のようなものがあります。

映像ファイル+音声ファイルが入っているコンテナ

  • MP4
  • AVI
  • MOV
  • MPEG
  • MKV
  • WMV
  • FLV
  • ASF       etc…


音楽ファイルのみが入っているコンテナ

  • MP3
  • MP2
  • M4A
  • OGG
  • FLC       etc…



コーデックとは!?

コーデックとは、データを圧縮するアルゴリズムのことをいいます。
映像は1枚1枚の画像をパラパラ漫画のように重ることで、映像として表現してるので、この1枚1枚の画像をそのまま映像としてデータ化してしまうと、膨大なデータ量となってしまいます。そのため、この1枚1枚を圧縮・変換する仕組みになっているわけです。

コーデックの仕組み

普段見ている動画のほとんどは30fps(frames per second「コマ/秒」)=1秒間に30枚の画像が流れるパラパラ漫画になります。
この1枚1枚の画像を圧縮するときには

・単純に1枚1枚を圧縮する方法

・1枚1枚の画像で似た部分を解析し、簡略化して圧縮する
 *背景など前後で似たような部分の映像が連続している場合は、そこを簡略化
  するなど。

この2パターンの圧縮・変換を複雑なアルゴリズムで行います。このアルゴリズムが『コーデック』となります。

エンコードとデコード

上記で説明した複雑なコーデックのアルゴリズムの中で、ファイルを圧縮・変換する作業を『エンコード』といいます。逆に復元して元の1枚1枚の画像に戻す伸張作業を『デコード』といいます。

コーデックの種類

コーデックのアルゴリズムによって圧縮・変換された映像コーデックと音声コーデックには以下の種類があります。

映像コーデック

  • H.264
  • MPEG-4
  • MPEG-2
  • Xvid
  • DivX
  • VP9
  • VP8        etc…


音声コーデック一覧

  • MP3
  • MP2
  • AAC
  • WMA
  • Vorbis
  • FLAC
  • WAV        etc…



あれ?音声コンテナの種類にも音声コーデックにも同じMP3、MP2があるけど…と疑問に思われた方も多いかと思います。詳しく説明するとかなり難しい話になってしまうので簡単に説明すると、音声コーデックの場合は動画コーデックとは異なり、基本的に圧縮・変換するデータは音声データのみで、対応するコーデックも1つだけなので、コーデックされたデータをそのまま、コンテナファイル(ファイルフォーマット)として使用することができます。

は?と訳がわかりませんよね…w 単純に画像ファイルと一緒で、JPEGやPNGを圧縮しても拡張子は変わらずJPEGやPNGですよね?あれと同じようなことです。詳しく知りたい方は⬇︎⬇︎の記事を参照ください。

音声ファイル形式 音声ファイル形式について徹底解説!!



コンテナの注意点

コンテナの注意点について解説していきます。

コンテナ内の動画・映像コーデックの種類違い

MP4のコンテナファイルが2つあったとします。両方ともMP4のコンテナですが片方は再生できません。どうしてでしょうか?
それは、コンテナ内に入っている動画コーデック、又は音声コーデックのどちらかの視聴環境を持っていないコーデックファイルがコンテナに入っているということになります。つまりMP4のコンテナに入っているコーデックがそれぞれ

MP4コンテナ① ➡︎ 動画コーデック MPEG4 音声コーデックMP3

MP4コンテナ② ➡︎ 動画コーデック H.264  音声コーデックMP3

の場合、H.264の視聴環境がないパソコンだとMP4コンテナ②は再生できませんよね?
最近の視聴ソフトはどのフォーマットにも対応していることが多いので、あまり神経質になる必要はないかと思いますが、動画制作を受注した場合は、コーデックとコンテナとの両方の納品形式を確認した方がいいでしょう。

コンテナ内に全てのコーデックが入る訳ではない

ややこしいのが、映像コンテナや音声コンテナに全てのコーデックが使用できる訳ではありません。
例えばWMVコンテナにはWMV9コーデックを入れることができますが、H.264コーデックは入れることができません。
このようにそれぞれのコンテナに使用できるコーデックには制限があることを頭の片隅に入れておく必要はありますが、現在の編集ソフトや、エンコードソフトには、使えるコーデックしか選択肢として出てきませんので、最適なものを選択できる知識があれば問題ありません。




*音声ファイル形式について深堀解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

音声ファイル形式 音声ファイル形式について徹底解説!!






以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ








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