ジムニッ記 01
愛車のダッシュボードパネルをウッド調に塗ってやったぜっv( ̄∀ ̄)v
えっ( Д ) =͟͟͞͞ ⊙ ⊙ 車って自分で塗るものなんですか(゚ω゚;)
古い車だしね〜( ´ ▽ ` ) ジムニーは自己満足ならなんでもありなんだよd( ̄∀ ̄;)w
ジープが好きな私が愛車に選んだのは和製ジープのジムニー。
知る人ぞ知る徳島の『アウトクラスカーズ』で12年前に購入しました。
年式は平成9年なのでかなり古い車になりますが
やっぱりジムニーはガンダム感のあるカクカクした車体がかっこいいですよね。
本当はJA11が欲しかったのですが…
- オーバーフェンダーを付けたい
- オフロードは攻めない
- ターボはいらない
ことから、色々と検討した結果…最終的にジムニーシエラ(JB32W)となりました。
今回はもう12年前の話になりますが、ジムニーが到着する前にダッシュボードのパネルをウッド調へ塗装してみたので
色々と思い出しながら塗装の工程を記してみたいと思います。
ヤフオクでダッシュボードを購入
JA12.22.JB32は内装が同じになります。
ただ、ウッド調パネルの既製品に好みのものがなかったので
外装の黒に合わせてダッシュボードは黒+ウッド調にしよう決めていました。
旧型ジムニー(JA12.22.JB32)も今では随分と希少価値が上がってしまってパーツも値段が高騰していますが
10年くらい前は現在の半額くらいでパーツを手に入れることができてました。
当時はメルカリなどフリマアプリはなかったので
ダッシュボードをヤフオク(約3000円)で調達しました。
塗装の練習
塗装作業といえば単色のスプレー缶を数回程度しか扱ったことがなかったので…
ネットで調べながらウッド調に塗装するためにはどうしたらいいのか試行錯誤しました。
パネルに似た材質のものをたくさん用意して…
いろんなスプレー缶を組み合わせたり混ぜたりしながら、好きなウッドカラー(マホガニー)を模索…
木目を描くためには何を使ったらいいのかを筆、スポイト、スポンジ、素手…
散々試して、試行錯誤を繰り返しました。
ウッド調パネル製作
ミスが許されない本番は、何度もシュミレーションをして取りかかりました。
足付け作業
サンドペーパー(600)で水をかけながら表面を削り(水研ぎ)傷をつけて
塗料がのりやすいように足付という作業をしました。
足付けに使うサンドペーパーの粗さについては300〜800番の情報が多かったので
間?をとって600番を使いました。
サンドペーパーは100円均一(ダイソーなど)で手に入りますが
各番号が1〜2枚入ったものがセットになっていてバラ売りがないので
使う番号のサンドペーパーをホームセンターやAmazonでまとめ買いした方がお得です。
ちなみにネットでサンドペーパーを購入するのであれば
『大手車用品メイカーHolts(ホルツ)』の製品が安くて品質のいい信頼できる製品です。
下塗り塗装(プラサフ)
プラサフは接着力の強化などに下塗りとして使用されるプライマーと
錆止めや傷やへこみなど補修部分をわかりやすくするサフェーサーの両方のいいとこ取りをした塗料になります。
プライマー+サフェーサー=プラサフ
サンドペーパーで足付けした後、プラサフで塗装して十分に乾燥、とりあえずこの工程2回繰り返しました。
プラサフは『SOFT99 (99工房) 』さんの製品が安くて使いやすいです。
ちなみにホワイトよりグレーの方が少し割安です。どのみち上塗りで隠れるので、安いグレーでいいかと思います。
表面が少しザラついているので、サンドペーパー1000番で水研ぎしました。
塗装
塗装の前処理が終わったところでいよいよ本番。
まず赤っぽい茶色(マホガニー)が好きなので、赤のラッカースプレーで塗装しました。理由は後述してます。
理由は後述してますd(゚∀゚)
2回塗って乾燥後、サンドペーパー1000番で軽く水研ぎしました。
木目を描いていきます。失敗したら削ってやり直せばいいかと…
木目は油性や水性絵の具、墨汁、筆ペン、ペンキなど色々と試しましたが
一番問題となったのが最終仕上げのニスで描いた木目模様がにじんでしまうことでした。
デモ塗装でトライアンドエラーを繰り返した結果
水性塗料はNG、最終的には油性ペンキ(黒)を使って筆で木目を描いた後に
スプレーニス(マホガニー)を使った方法が一番上手くいきました。
スプレーニス(マホガニー)はアサヒペンの製品が一番レビューがよかったので使用したのですが
マホガニーの色が少し紫よりなので、下地に赤を塗装をすることで私好みのマホガニーになるように工夫しました。
ただ、シンナーやニスの匂いが充満して死にそうになるので、防毒マスクの装着も忘れずに…
私が使っている防毒マスクは医療用品も販売している『3M』の安くて安全な防毒マスクセットです⬇︎⬇︎
赤スプレー ▶︎ 木目描き ▶︎ スプレーニス(マホガニー)まで終わったら
最後にツヤツヤに仕上げるためと、保護強化のためにスプレーニスクリアを
乾燥を挟んで2回吹いて塗装終了です。
研磨作業(コンパウンド)
人生初めての研磨作業です。
本当に表面がツヤツヤのテカテカになるのか不安でしたが…
まず最後に塗布したクリア層が完全に乾いてから、サンドペーパー1200 ▶︎ 2000番で優しく水研ぎした後に
コンパウンド剤3種類を順番にひたすらゴシゴシしました。
ゴシゴシ
ゴシゴシ
本当にツヤツヤのテカテカになるのか不安を抱きながら…ひたすら
ゴシゴシ
ゴシゴシ
腕がパンパンになり、何度も心が折れそうになりましたが…
ひたすら磨き続けるとツヤツヤのテカテカになりました。
こんなにツヤツヤになるんですねっ(゚∀゚)
使った3種のコンパウンド剤はHolts(ホルツ)の『リキッドコンパウンドミニセット(細目/極細/超極細) 80mlx3本セット』になります。
量も種類も評判も全て良かったですし
頻回にコンパウンドを使用することもないのでドンピシャの製品でした。
完成!! うーん、いい感じ…(〃ω〃)
最後に
現在はウッドパネルの製作から約12年が経ちました。
少しくすんでますがまだまだ健在です。
最近は木目のカッティングシートを貼ったパネルなどのも販売されてますね。
いい感じなので試しに一度やってみようかな…
みんカラに投稿されている『のんの愛車』さんのウッドパネル⬇︎⬇︎
3Mのダイノックシートを使われているそうで
丸い部分とかどうやって貼り付けたんだろう…クオリティー高すぎ…
理想のウッド調パネルです( ´ ▽ ` )
製作したウッド調パネルに合うかわからないけど…メッキ調のメーター+エアコンリングつけてみたいです。
最近は3Dプリンターで作られた安いものが出回っているので、メッキ塗装して使ってみようかなとも…
かっこいい…♪(´ε` )
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ