【Photoshop】超簡単!!画像切り抜き方法

超簡単!!画像の切り抜き方法

Adobe Photoshop CC 09

超簡単!!画像切り抜き方法

昔に比べるとPhotoshopでの背景切り抜き方法は随分と自動化され簡単になりました。背景を切り抜く方法には初級から上級まで様々な方法がありますが、今回は超初心者向けの簡単な切り抜き方法を解説していきたいと思います。最後に紹介する方法は私が知っている中で最も簡単、スピーディーでまずまずのクオリティーを出すことができる方法です。
今回の切り抜き方法ができれば、ある程度難しいものも簡単に手早く切り抜くことができるようになるかと思いますので、ぜひ最後まで見ていただければと思います。

被写体と背景がくっきりと分かれている場合

背景を切り抜く写真を用意する場合には、被写体と背景の境界がくっきりと分かれるように撮影しておくことがポイントです。そうしておくことで、自動ツールを使用し簡単に被写体だけを切り抜いて加工することができます。

下の画像素材のように黒の茶碗に背景が白であると背景との境界がくっきりしており、切り抜きはとても簡単にすることができます。
簡単に素早く切り抜く方法には、『クイック操作』を使った方法と自動選択ツールを使った方法の2通りあります。

切り抜き素材の画像

『クイック操作』による自動選択・背景削除


そこまで切り抜きのクオリティを求めないのであれば、現在は『クイック操作』を使用することで、被写体の範囲を自動認識し選択・削除してくれる機能があります。

Photoshopクイック操作


クイック操作の『背景を削除』を選択すると、被写体と背景を自動認識し、自動で背景(白)にマスクがかけられ、一撃で被写体を切りにくことができます。

クイック操作の背景を削除機能


クイック操作の『被写体を選択』を選択すると、自動で被写体を認識し選択範囲を作成してくれます。この状態でマスクをかけて背景を隠してもいいですし、選択範囲を反転(Ctrl or commandshiftI)で反転し、deleteで背景を削除してもいいです。ただし、あとで説明しますが、マスクの方が色々な微調整が簡単にできるので、マスクを使用する方法で覚えるようにしましょう。

クイック操作の被写体を選択機能



自動選択ツールを使用した切り抜き

自動選択ツールを使って簡単に切り抜くことができます。こちらの方法はクイック操作よりも、切り抜き作業に少しだけ細かい調整をつけることができます。

自動選択ツールを選んで、背景(白)部分をクリックすると自動的に被写体と区別された背景(白)が自動選択されます。


deleteキーを押すことで選択範囲である背景(白)を削除し、被写体だけ切りにくことができます。ここまでは『クイック操作』で行った作業とほとんど変わらないのですが、自動選択ツールには便利な調整項目『許容値』というものがあります。


自動選択ツールの『許容値』は自動選択された部分の色域に近い色の許容範囲のことで、許容値が低ければ灰色の部分は選択されにくくなり、許容値が高ければ灰色の部分もしくは黒に近い部分は選択されやすくなるということになります。
どのようなことかそれぞれの許容値での変化を見ていきましょう。
下の写真は許容値が『5』になります。

自動選択ツール許容値5


背景レイヤーとして黒を配置するとわかりやすいかと思いますが、許容値5で選択した場合は、被写体周囲の灰色に近い部分が選択されずに残ってしまいます。

自動選択ツール許容値5削除


次に許容値を『30』にすると下の画像のように選択され

自動選択ツール許容値30


deleteで背景(白)を削除すると、被写体と背景の境界部分(灰色)もほどよく
選択され切り抜くことができます。

自動選択ツール許容値30削除


そして次は許容値は『150』にしてみると


許容範囲が広く選択されてしまい、背景と一緒に被写体まで選択されてしまいます。
このように『自動選択ツール』を使用する方法は『クイック操作』に比べ、この許容値を調整して、背景色が微妙に入っている部分まで選択するように調整することで、より綺麗に被写体を切り抜くことができます。
被写体と背景がくっきり分かれていて、クオリティーを求めず手早く行いたい場合は『クイック操作➡︎背景を削除』でも十分かと思います。



被写体と背景の区別がわかりにくい場合

被写体と背景の色や境界線がわかりにくい場合には、自動選択ツールやクイック操作は使えません。

判断がつきにくい画像で自動選択ツールやクイック操作を使用した場合は、しっかりと自動認識できず下の写真のような状態になってしまいます。

自動選択ツールでは被写体と背景の区別がつかず、しっかりと選択することができません。

自動選択ツールでは被写体と背景の区別ができない


クイック操作➡︎背景を削除でも、しっかりと自動認識し背景を削除することができません。

クイック操作で背景を削除


このような場合にはやや面倒な作業になりますがペンツールを使用します。ペンツールを使用し切り抜きたい範囲を指定することで、時間はかかりますが綺麗に切り抜くことが可能です。

*ペンツールの練習サイトもありますので、興味があればこちらの記事を参照く
 ださい⬇︎⬇︎

ペンツールのアイキャッチ画像 【Photoshop】 ペンツール練習のおすすめサイトと動画


ペンツールで被写体を選択しながらパス(青い線)を作成します。

ペンツールでパスを作成


選択し終わったら、Ctrl or commandenterでパス(青い線)➡︎選択範囲(点線)に変更することができます。

パスを選択範囲へ変更


被写体が選択された状態で、右下にあるレイヤーマスクボタンを選択すると、そのレイヤーの選択範囲以外を隠す『レイヤーマスク』が適用され、選択範囲=被写体以外の背景を消す(隠す)ことができます。

選択範囲外をマスク


以前、deleteで背景を削除する方法よりも、マスクをかける方が便利だと説明しましたが、ここで切り抜き必須のマスクの便利機能を1つ紹介していきます。

被写体以外の背景をマスクで隠しましたが、マスクを選択した状態で調整パネルの『選択とマスク』を選択します。

選択とマスク


すると被写体とマスクの境界を調整できる画面へ移動します。右側のパネルを調整することで、より背景と馴染むように境界を調整することができるので、非常に便利に機能になります。

選択とマスクの調整メニュー


現在は背景の透明部分を赤に設定していますが、背景に持ってくる画像に近い色へ変更することで、より背景に溶け込むようにここで微調整することが可能です。カラーピッカーを表示し、背景に近い色を設定し、グローバルメニューで微調整していきましょう。

選択とマスクのカラーピッカー


今回のマスクは境界が明瞭で、髪の毛など難しくない切り抜きなので、グローバルメニューを調整する必要はありませんが、難易度の高い切り抜きの場合は、グローバルメニューの『滑らかさ』『ぼかし』『コントラスト』『エッジをシフト』を調整することで、切り抜きによる違和感がない素材へ加工することが可能です。

選択とマスクのグローバルメニュー



髪の毛など難易度の高い切り抜きの場合

今までの切り抜き方法を踏まえた上で、初心者でも簡単によりスピーディーにできる髪の毛の切り抜き方を解説していきたいと思います。

今回は下の写真のような素材を切り抜いていきたいと思います。

切り抜き素材画像


まず自動選択ツールで人物を選択しようとしたり、クイック操作で背景を削除使用としても上手く選択されません。

自動選択できない


そこでまず人物ではなく、外側の背景を自動選択ツールで選択していきます。手と体や髪の毛と体の隙間の部分はshiftクリックで追加選択できます。余計なところを間違えて選択してしまった場合には、間違えた場所をalt or optionクリックすることで、選択を解除することができます。
shiftクリックで全ての背景を下の写真のように選択します。

自動選択ツールで背景を全て選択する


そしてマスクをかけるためにCtrl or commandshiftIで、選択範囲を反転し、人物を選択した状態にします。

選択範囲を反転


マスクは選択範囲以外を隠すので、人物が選択された状態で右下にあるマスクレイヤーを適応すると人物以外の背景が全て消えます。一見これで綺麗に切り抜けたようにも見えますが

レイヤーマスクの適用


レイヤーマスクを選択した状態で『選択とマスク』をクリックすると

レイヤーマスクを選択した状態でマスクと選択をクリック


髪の毛の部分が上手く選択されておらず、背景画像が残ってしまっています。


そこで画面左上にあるツールの中から、上から2番目にある『境界線調整ブラシツール』を選択します。

境界線調整ブラシツールを選択


ブラシツールのようにカーソルがターゲットに変わります。ターゲットの大きさは ] で拡大、[で縮小できます。

境界線調整ブラシツールのカーソル


境界線調整ブラシで髪の毛の隙間に残っている背景をなぞると下の写真のようにとれます。

境界線調整ブラシツールで調整


まつげの部分も境界線ブラシツールでそっとなぞって綺麗にしておきます。

境界線調整ブラシツールでまつげを調整
境界線調整ブラシツールでまつげを調整


一見綺麗に切り抜けたように見えますが、肌の部分をズームすると

境界線調整ブラシツール調整後


白い背景と肌の境界を上手く自動選択できずに、肌がガタガタに切り取られてしまっています。

肌がガタガタしている


プレビューを見ながら右下のグローバルメニューを調整していきます。

グローバルメニューの調整


細かい部分は拡大し、グローバルメニューで調整していきます。

グローバルメニューの調整


選択とマスク画面を『OK』として閉じます。切り抜きができているか背景を黒にして確認します。

背景を黒にして切り抜きを確認


このままでも細部に拘らないければ問題ないですが、手の部分を拡大すると指の間に背景(白)が残ってしまっています。ここは、選択とマスク画面で、境界線調整ブラシでなぞっても手の部分が透けてしまいます。

手の隙間に背景が残っている


レイヤーの選択をマスクから素材の方へ切り替えて、ペンツールを使って切り抜きたい部分にパスを作っていきます。

ペンツールでパスを作成


Ctrl or commandenterでパスを選択範囲へ切り替え、deleteで削除し切り抜き完了です。

パスを選択範囲へ切り替える


白背景だったものを黒背景でここまで目立たないように切り抜ければ問題ないかと思います。もっと綺麗に切り取れる難しい方法はたくさんありますが、私が知っている切り取り方法の中では、今回紹介した方法が一番簡単で手早く切り取れ、完成度もまずまずのおすすめの方法かと思います。

切り抜き完成




以上、最後まで読んでいただきありがとうございました٩( ‘ω’ )و


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