Adobe After Effects 10
目次
エクスプレッション『 loop』
loop(ループ)系のエクスプレッションをうまく適応することで、反復させる編集を簡単に自動制御できるようになります。
エクスプレッションの適応方法(初心者向け)についての記事はこちら⬇︎⬇︎

loop(ループ)系エクスプレッションの適応方法
動きを表現するにはキーフレームを2つ打つ必要があります。

エクスプレッションが使えないかった時代は、この2つのキーフレームで指定した動きを反復させるために、その2つのキーフレームを等間隔にコピペして繰り返していました。

しかし、エクスプレッショを使用すれば、同じ動きを繰り返させるためにコピペを繰り返し行っていく必要はありません。
2つのキーフレームで動きをつけたプロパティに、エクスプレッションのloop系を適応することで、自動で簡単に同じ動きを繰り返してくれます。
エクスプレッションの適応画面を開いたら、▶️→property→loop系(loopOut)を選択することで簡単に繰り返し動作を適応することができます。

loop(ループ)系のエクスプレッションの種類
loop(ループ)系のエクスプレッションは数種類あります。その主な使用例を紹介していきます。
loopIn
繰り返したい動作の前にループさせるときに適応します。
numKeyframes=◯の数値を入れ替えることで、どのフレーム位置からループするのか指定することができます。
例えば0フレームからループする場合は
loopIn(type = "cycle", numKeyframes = 0)
50フレームからループしたい場合は
loopIn(type = “cycle”, numKeyframes = 50)
と数値を変えることで開始フレームを指定できます。
loopOut
繰り返したい動作の後にループさせるときに適応します。
numKeyframes=◯の数値を入れ替えることで、どのフレーム位置からループするのか指定することができます。
例えば10フレームからループする場合は
loopOut(type = "cycle", numKeyframes = 10)
100フレームからループしたい場合は
loopIn(type = “cycle”, numKeyframes = 100)
と数値を変えることで開始フレームを指定できます。
loopInDuration
繰り返したい動作の前に◯秒毎にループさせるときに適応します。
duration=◯の数値を入れ替えることで、秒数を指定することができます。
loopInDuration(type = "cycle", duration = 0)
loopOutDuration
繰り返したい動作の後に◯秒毎にループさせるときに適応します。
duration=◯の数値を入れ替えることで、秒数を指定することができます。
loopOutDuration(type = "cycle", duration = 0)
以上、随時情報を追加していきますので、また遊びにきてくださいね٩( ‘ω’ )و