Adobe After Effects
今回はAfter Effectsで簡単にテキストボックスを作ることができる無料スクリプト『BOXED』の無料ダウンロード・インストール方法と使い方を解説していきます^^
シンプルな機能ですが持っておくと意外と重宝する便利な無料スクリプトなので、興味のある方はぜひ最後まで読んでいただければ幸いです^^
*『BOXED』の無料ダウンロード方法とインストール方法、使い方を解説した動画です⬇︎⬇︎
『BOXED』とは!?
最近のデザイントレンドにはただ単にテキストのみを表示させるだけではなく
テキスト+テキストボックスが使用されていることが多いです。
テキストボックスは動きのない画像のような平面的デザインではテキストを強調したり
外枠にすることでデザイン性を高めたりすることに利用しますが

After Effectsではテキストやボックスに動きをつけること(モーショングラフィックス)でより多彩な表現をすることができますd( ̄  ̄)
通常はテキストレイヤーに合わせてシェイプレイヤーを作成し、トランスフォームプロパティを調整しながらデザインし動きをつけていきますが、この作業は意外と面倒な作業です。
そこで便利なのがワンボタンでテキストにぴったりなボックスシェイプレイヤーを作成することができる無料スクリプト『BOXED』です^^
『BOXED』を使えばワンボタンでテキストぴったりのボックスを作ることができ、サイズの変更やラインボックスなど簡単に調整することができますd( ̄  ̄)

プロパティーを調整すれば初心者でも簡単にアレンジができます^^
『BOXED』の無料ダウンロード方法
『BOXED』の無料ダウンロード方法を順を追って解説していきますd( ̄  ̄)
*ダウンロード・インストールにはメールアドレスの入力が必要となります。予めご了承ください。
*『Brave Browser』ではダウンロード操作が上手くいかない箇所があるので、ご利用中の方はChromeやSafari、Edgeなど他のブラウザで試してみてくださいd( ̄  ̄;)
『BOXED』は公式配布サイト(ALOHAFX)で無料ダウンロードすることができます⬇︎⬇︎
公式配布サイトへ入ったら『Download Now』のボタンをクリックします。

ダウンロードページが開きます⬇︎⬇︎

下へスクロールする『公平な価格を設定して下さい:』とあるので、無料でダウンロードしたい場合には『0』と入力して、下のカートへ追加をクリックします。
*『Brave Browser』では価格入力ができないので、操作が上手くいかない方はChromeやSafari、Edgeなど他のブラウザで試してみてくださいd( ̄  ̄;)

『BOXED』 がカートに追加されるので、価格を確認してチェックアウトを押します。

メールアドレスを入力して、下の『手に入れる』をクリックします。

入力したメールアドレスにすぐにメールが届くので、開いて『コンテンツの表示』をクリックしてください。

『ダウンロードする』をクリックします。

『BOXED by Alohafx.zip』がダウンロードされるので、展開して『BOXED by Alohafx』フォルダを表示させます。

『BOXED by Alohafx』のフォルダの中に『BOXED』のスクリプトファイル(.jsxbin)が入っています。これでインストールに必要なファイルのダウンロード完了です^^

『BOXED』のインストール方法
『BOXED』のインストール方法を順を追って解説していきますd( ̄  ̄)
*インストールにもメールアドレスの入力が必要となります。予めご了承ください。
*『BOXED』はインストールして実際に使用するまでに通常のスクリプトファイルとは違った手順を踏まないといけませんd( ̄  ̄;)
アプリケーションファイルからご利用中のAfter Effectsファイルを開きます。

表示されたファイルの中からScriptsフォルダを開きます。
*Windowsの場合はSupport Files ➡︎ Scripts

ScriptUI Panelsフォルダを開きます。

ScriptUI Panelsフォルダ内へダウンロードしていた『BOXED by Alohafx.jsxbin』と『(BOXED)Folder』を追加します。
*『(BOXED)Folder』もインストールしないと『BOXED』は使えませんd( ̄  ̄)


After Effectsを立ち上げます、起動していた場合は再起動します。
上部ウィンドウメニューからウィンドウの中に『BOXED by Alohafx.jsxbin』が追加されています。これでインストール完了ですが、『BOXED』が実際に使用できるようになるまでもう一段階手順を踏む必要がありますd( ̄  ̄;)
『BOXED by Alohafx.jsxbin』を選択します。

『BOXED』のパネルが開くので鍵マークをクリックします。STEP1とSTEP2と表示されたパネルが開くので、それぞれ順を追って入力していきます。
*パネルが表示されない場合の対処 ➡︎ 『After Effectsのオンライン設定』

まずはSTEP1の『CREATE YOUR ACCOUNT』をクリックします。

アカウント情報入力の画面が開くので、情報を入力してください。
一番下のメールで情報を受け取ることに同意しますか?にチェックを入れて、『Validate my BOXED License』をクリックします。

『You user has been created.』(アカウントが作成されました)が表示されたらSTEP1が終了です。

次にSTEP2でメールアドレスを入力して、下の『CLICK CONNECT YOUR EMAIL』をクリックします。

BOXED is ready to create cool text boxes for you with just a few clicks.enjoy!(BOXEDは、数回クリックするだけでクールなテキストボックスを作成する準備ができています。お楽しみください!)と表示されるので『OK』をクリックします。

『BOXED』の操作パネルが表示されます。これで『BOXED』を使用することができます^^

2回目以降開くときには『OPEN』を選択することで操作パネルが開きます。

『BOXED』の使い方
『BOXED』の使い方を順を追って解説をしていきます。
解説の前に『BOXED』のトレーラーを見ていただければどのようなことができるのか参考になると思います^^⬇︎⬇︎
それでは操作パネルの機能を1つずつ解説していきます⬇︎⬇︎

1. SELECT TEXT LAYER

『1.SELECT TEXT LAYER』は「テキストツールでボックスをつけたいテキストレイヤーを作成して、そのテキストレイヤーを選択してください」ということになりますd( ̄  ̄)

『BOXED』の操作パネルは上から順(1〜4)に操作していくように作られています。
2. CREATE NEW OR EDIT CREATED

『2.CREATE NEW OR EDIT CREATED』はテキストボックスを作成することができます。
テキストレイヤーを選択した状態で『CREATE』ボタンを押すとテキストのサイズに合わせて自動でテキストボックス(シェイプレイヤー)が作成されますd( ̄  ̄)

作成されたテキストボックス(シェイプレイヤー)は、テキストレイヤーとリンクした状態で作成されるのでテキストを動かすとボックスも連動して動くようになっています。個別に動かしたい場合にはリンクを解除してくださいd( ̄  ̄)

テキストレイヤーにはエフェクトが追加されます。
各パラメーターにエクスプレッションをかけて各プロパティにリンクさせることで、スライダー制御ですることができます。


『BOXED』でテキストボックスを作成し別の作業をした場合には、もう一度ボックスをカスタマイズしようとしても数値を変更することができなくなります。
*テキストレイヤーを選択してもカスタマイズの数値は変更できない…

このような場合にテキストレイヤーを選択した状態で『EDIT』ボタンを押すことで、再度調整することができるようになります。


3. CHOOSE THE BOX STYLE YOU WANT

『3. CHOOSE THE BOX STYLE YOU WANT』はテキストボックスの種類をFill,、Text Hole、Frameの3種類から選択することができます。
左側のボタンでスタンダードなテキストボックスが作成されます⬇︎⬇︎

真ん中のボタンでテキストに対してトラックマットのアルファ反転マットをかけた場合と同じように、文字がくり抜かれた状態でテキストボックスが作成されます⬇︎⬇︎

右側のボタンでアウターフレーム(外枠)のテキストボックスが作成されます⬇︎⬇︎

4-1. CUSTOMIZE YOUR BOX

『4. CUSTOMIZE YOUR BOX』でボックスの幅、高さ、角の丸みなどをカスタマイズすることができます。

数値を変更することでテキストボックスの幅を調整することができます⬇︎⬇︎


数値を変更することでテキストボックスの高さを調整することができます⬇︎⬇︎


数値を変更することでテキストボックスの角(コーナー)を丸く調整することができます⬇︎⬇︎

4-2.FRAME CUSTOMIZE

テキストボックスの種類を右側の『Frame』にした場合にのみ表示されるカスタマイズメニューになります。

数値を変更することでフレームの高さを調整することができます⬇︎⬇︎


数値を変更することでフレームの幅を調整することができます⬇︎⬇︎


数値を変更することでフレームの角(コーナー)の外側を丸く調整することができます⬇︎⬇︎

テキストボックスがアウターフレームの場合は通常の角(コーナー)の数値は、フレームの角(コーナー)の内側を丸く調整することができます⬇︎⬇︎

4-2.FRAME COLOR CUSTOMIZE

テキストとテキストボックスのカラーを変更することができます。

テキストのカラーを変更することができます。プレビュー表示で確認できないのが残念…


テキストボックスのカラーを変更することができます。こちらもプレビュー表示で確認できません…( ̄  ̄;)

『BOXED』活用例
1つだけ初心者の方向けに『BOXED』活用例を紹介しておきますd( ̄  ̄)
まず『BOXED』を使ってテキストボックスを作成したら

テキストレイヤーのトラックマットをONにして、シェイプレイヤーのリンクをなしへ変更します。

シェイプレイヤーのプロパティーメニューを開いて、エフェクト(BOX OFFSET – read only)など各プロパティーのキーフレームを調整することで、テキストにマスクをかけた状態でアニメーションをアレンジすることができます^^

トラブルシューティング
『BOXED』のトラブル対処について解説しておきます。
『BOXED』はオンライン状態で利用できる仕組みのスクリプトになります。そのためオンライン上でスクリプトを利用できるように設定する必要があります。
もし以下⬇︎⬇︎の警告が表示された場合には

上部ウィンドウメニューからAfter Effects➡︎境設定➡︎スクリプトとエクスプレッションを選択します。

『スクリプトによるファイルへの書き込みとネットワークへのアクセスを許可』にチェックを入れます。
これで警告が表示されず『BOXED』を立ち上げることができます。

最後に
『BOXED』以外にも『After Effects』で使えるおすすめのプラグインやスクリプトはたくさんあります⬇︎⬇︎
【Adobe After Effects】おすすめの無料プラグイン+スクリプト
*約700種類のプリセットや複数のプラグインを無料で使用できる『AEJuice』のダウンロード・インストール方法を解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

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*無料で手に入る超便利な万能スクリプト『Utility BOX』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*『After Effects』初心者が絶対に導入すべきおすすめの無料プラグインを紹介した記事はこちら⬇︎⬇︎

【Adobe After Effects】おすすめの有料プラグイン+スクリプト
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*『Animation Composer』で使える8種類の便利なプラグイン詰め合わせセット『Motion Designer’s Bundle(プリセット数5,000種類以上)』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*導入必須のランチャースクリプト『KBar2』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

*2250種類の高品質なグラフィックプリセットが使える『Toko Graphics 4.0』の購入からインストールまでの手順を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

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『Adobe CC コンプリートプラン』が Adobe正規価格の半額【 39,980 円 / 年(税込)】で購入できる方法や
価格、各種サービス内容など徹底的に比較解説した記事を書いてます^^
*『Adobe CC』の契約更新が近い方はぜひ参考にして下さい⬇︎⬇︎

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ