Adobe After Effects 79

『AEJuice GIF』っていう便利な無料プラグインがあるの知ってる!?
『AEJuice GIF』の開発者に聞いたんだけど、元々有料だったらしい…d( ̄  ̄;)

そうなんですか(゚∀゚)!?いつの間にか『After Effects』にインストールされていたのですが
設定画面がごちゃごちゃして使い方がよくわからなかったのでスルーしてました…(ー ー;)

元々5,000円くらいするみたいだし、かなり高機能のプラグインだよd(^^)
今回は『AEJuice GIF』の機能と使い方を解説していくから、使えそうな機能だけ使ってみるといいよ♪( ´θ`)ノ

それは助かります(゚∀゚)!!ぜひ使ってみたいです( ´∀`)ワクワク♪
『After Effects』では直接『GIF』を書き出すことができないので、書き出したい場合には一度『Photoshop』や『Premiere Pro』を経由しなくてはいけませんd( ̄  ̄;)
「なんで直接書き出しができないの!?」
「他のソフトを経由するなんてめんどくさい…」
こんな悩みを無料で解消してくれるのが『AEJuice GIF』♪( ´θ`)ノ
『AEJuice GIF』を使えば簡単に『After Effects』から直接『GIF』を書き出すことができるようになります。
ツールパネルは一見シンプルで、ワンボタンで簡単に『GIF』の書き出しが可能ですが…

設定画面になると項目が多くて、かなり敷居の高いプラグインに見えてしまいますd( ̄  ̄;)

そこで初心者でも簡単に『AEJuice GIF』が使えるように『AEJuice GIF』の機能と使い方を順を追って解説していきますd( ̄  ̄)
元々有料だったプラグインなので、使い方の基本的な部分だけ押さえておけば無料とは思えないくらい便利です。
ぜひダウンロード・インストールして使ってみてください^^
『AEJuice GIF』は『AEJuice』の無料版を利用するときに最初にインストールする『AEJuice Pack Manager』と同時に自動でインストールされる無料プラグインになります(゚∀゚)
こちらの記事で『AEJuice』無料版のダウンロードやインストール方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください⬇︎⬇︎

*『AEJuice GIF』の機能と使い方について徹底解説した動画です⬇︎⬇︎
目次
『AEJuice GIF』の機能と使い方
『AEJuice GIF』の機能や使い方を順を追ってできる限りわかりやすく解説していきますd( ̄  ̄)
- 『AEJuice GIF』を使って『GIF』を書き出す方法
- 『AEJuice GIF』の各種設定
『AEJuice GIF』は『AEJuice Pack Manager』のインストールと同時に自動で『After Effects』へインストールされます⬇︎⬇︎

『AEJuice GIF』を使って『GIF』を書き出す方法
『GIF』の書き出し方法は簡単です(゚∀゚)
まず『AEJuice GIF』のツールパネルから『Render』をクリックします。

コンポジションサイズの幅が640以上の場合には警告が表示されるので、そのままのサイズで書き出す場合には『Continue』をクリックします。

サイズを調整する場合には『Resize now』を選択して

『New width』へサイズを入力後、『Continue』をクリックして

『GIF』の書き出し完了です^^

『AEJuice GIF』の各種設定
『AEJuice GIF』では書き出す前に保存場所や保存形式、書き出し範囲やフレームレート、ループ回数の調整など様々な設定ができます。
他にも色数の変更やCSSのカスタマイズ、他のソフトウェア『FFmpeg』との連携などなど..
「こんな設定まで必要あるのか…」
と思うくらい訳が分からない設定することができます。
とりあえず1つずつわかる範囲で解説していきますd( ̄  ̄;)
まずはツールパネルの設定アイコンをクリックして表示される設定パネルから解説します。

設定メニューは『Basic』と『Advance』に分かれています。
『Basic』設定
まずは『Basic』設定を1つ1つ解説していきます⬇︎⬇︎

- Basic 設定
✔︎ Comps
✔︎ Folders
✔︎ Presets
✔︎ Video
✔︎ AE Viewer
✔︎ Render settings
✔︎ Output module
✔︎ Project folder
✔︎ Custom folder
✔︎ Render Work Area Only
✔︎ Render Length of Comp
✔︎ Render active Comp
✔︎ Resize to new width
✔︎ Alpha channel
✔︎ Start gif from CTI
✔︎ Change fps
✔︎ Loop gif
✔︎ Save Video file
✔︎ Open GIF’s folder after render
✔︎ Create preview html file
『Comps』はプロジェクトとして現在選択しているコンポジションパネルの内容をそのまま書き出すことができます。

『コンポ1』を開いた状態で書き出すと

『コンポ1』の『GIF』を書き出すことができます。

『コンポ2』を選択した状態で書き出すと

『コンポ2』の『GIF』を書き出すことができます。

『Folders』に設定すると、プロジェクトファイルのフォルダへ入ったコンポジションを全て一度に書き出すことができます。

例えば『コンプ1』と『コンプ2』が入ったプロジェクトフォルダを選択した状態で書き出すと

『Source』フォルダとして書き出され、フォルダ内に『コンプ1』と『コンプ2』の『GIF』が書き出されています。
複数のコンポジションを別々にまとめて書き出したいときには便利ですねd( ̄  ̄)

『Presets』は現在調査中です(゚∀゚;)申し訳ありません…

『Video』に設定すると、各映像フォーマットの素材を『GIF』へ変換して書き出すことができます。

例えば『Render』をクリックして、『GIF』へ変換したい動画ファイルを選択して『開く』をクリックします。

選択した動画ファイルが『GIF』として書き出されます。
*動画ファイルは『GIF』へ変換されるのでなくなりますd( ̄  ̄)

『AE Viewer』の設定は

エラーの原因がわからず書き出すことができませんでした…

『Render settings(レンダリング設定)』は5種類から選択することができます。

1920×1080のサイズで5種類全て書き出した結果です⬇︎⬇︎
画質が見にくいですが『ドラフト設定』と『現在の設定』は画質が荒く、容量も大きい
『最良設定』『DV設定』『マルチマシン設定』は画質は綺麗で容量は小さいですd( ̄  ̄)
設定の詳細な違いは分かりませんが『最良設定』にするのが良さそうです。

出力設定『Output module』は7種類から選択することができます。

実質使用するのはデフォルトで設定されている『ロスレス圧縮』のみで、他の出力設定は容量が大きいか画質が悪いです…
背景を透明に書き出したい場合に『ロスレス圧縮(アルファ付き)』を選択しますが、画質がかなり悪いので使いものになりません⬇︎⬇︎

書き出した『GIF』をどこへ保存するのかを『Project folder』or 『Custom folder』から選択します。

『Project folder』➡︎ After Effects で書き出しの際に開いているプロジェクトファイルに保存します。

『Custom folder』➡︎ フォルダアイコンを選択して保存場所を指定することができます。

『Render Work Area Only』は選択することで『ワークエリアの範囲』のみを書き出すことができます。


『Render Length of Comp』は選択することでコンポジションで設定しているデュレーションの範囲全てを書き出すことができます。

『Resize active Comp』にチェックを入れると、現在開いているプロジェクトファイルで選択しているコンポジションのみを書き出すことができます。

『Resize to new width』にチェックを入れて数値を入力すると、入力した数値(横幅)を基準にリサイズして書き出すことができます。

『Alpha channel』はチェックを入れるとアルファチャンネル付き(背景透明)で書き出すことができます。
ただし、画質はあまりよくありませんd( ̄  ̄)


『Start gif from CTI』はC T Iが時間インジケーターのことなので、チェックを入れて書き出すと、時間インジケーターの位置から先を『GIF』として書き出すことができます。

『Change fps』ではフレームレート(fps)を変更して『GIF』を書き出すことができます。
『same』は『GIF』として書き出すコンポジションのフレームレート(fps)と同じフレームレート数(fps)で書き出す設定になります。
『GIF』のデータ容量をできる限り抑えたい方は、書き出した『GIF』のアニメーションを確認しながら最小限のフレームレート(fps)へ設定してください。

『Loop gif』は書き出した『GIF』アニメーションをどのくらい繰り返すかを設定することができます。
デフォルトでは繰り返し続ける『forever』に設定されています。
『don’t loop』はループなし。1〜10は設定した数値だけアニメーションが繰り返されてから止まります。

『Save Video file』にチェックを入れると『GIF』と同時に動画(.mov)ファイルも書き出すことができます。


『Open GIF’s folder after render』にチェックを入れると『GIF』を書き出した際に、その保存場所を開いて表示してくれます。

『Create preview html file』にチェックを入れると『GIF』と同時にhtmlファイルを書き出してくれます。



『Advance』設定
『Advance』設定は上級者向けの設定のようで、勉強不足のため私にはほとんどの機能が理解できませんでした…(ー ー;)
わかる範囲で1つ1つ解説していきますd( ̄  ̄;)

- 『Advance』 設定
✔︎ Color depth
✔︎ Dithering
✔︎ statas_made
✔︎ bayer_scale
✔︎ diff_modeGroup
✔︎ Use default CSS
✔︎ Customize CSS
✔︎ Use own CSS code
✔︎ Install FFmpeg manually
✔︎ Ask to resize large comps
『Color depth』は色深度のことで、画面や画素が表示可能な色数を8〜256の範囲で選択することができます。
デフォルトでは256となっています。

『Dithering』は6種類から選択することができます。デフォルトでは『sierra2_4a』となっています。

アナログ信号のデジタル化や、画像データや音声データの縮減などを行なう際に、データに意図的にわずかなノイズを加えて、加工・変換によって生じる境界部分の平滑化や誤差の周期化などを抑える手法になります。
ティザリングを使うと単純な処理結果に比較して、人間の視覚や聴覚にとってより自然で美しく感じられる結果を得ることができます。
Dithering設定できる6種類を比較してみましたが
『heckbert』が画質にざらつきが見られること
『bayer』のみ容量が大きいこと
それ以外は肉眼的に見て画質の差はほぼ分かりませんでした。
色々と調べてみましたが『floyd_stenberg』が最も人気のあるディザリングアルゴリズムみたいですd( ̄  ̄)
*以下⬇︎⬇︎の比較画像(GIF)は圧縮しているためわかりにくいです、すみません….

『FFmpeg』は動画や音声を記録、変換、再生するためのフリーソフトウェアで
コマンドラインで利用できる動画編集ツールみたいです…d( ̄  ̄;)
『Install FFmpeg manuelly』から『FFmpeg』のファイルを選択して手動でインストールできるようですが

内容がマニアック過ぎて訳が分からず断念しました…申し訳ありません。。。
『Ask to resize large comps』にチェックを入れると

『GIF』のサイズ(横幅)を640以上で書き出そうとすると警告が表示されサイズを調整することができます。
デフォルトではチェックが入っています。


最後に
『AEJuice』の無料版では今回紹介した『AEJuice GIF』以外にも数種類のプラグインを無料で使用することができますd( ̄  ̄)
『AEJuice』の無料プラグイン⬇︎⬇︎
- 『AEJuice Copy Ease』
- 『Font Previewer』
- 『AEJuice Shifter』
- 『AEJuice Quick Folders』
『AEJuice Copy Ease』は簡単にイージング情報やイージングプリセットをコピー&ペーストできる無料プラグインですd( ̄  ̄)
『AEJuice Copy Ease』の機能や使い方について徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

『AEJuice Font Previewer』は使いたいフォントをプレビューして確認することができる無料プラグインですd( ̄  ̄)
『AEJuice Font Previewer』の機能や使い方について徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

『AEJuice Shifter』は複数のレイヤーをまとめて自動再配置することができる無料プラグインですd( ̄  ̄)
『AEJuice Shifter』の機能や使い方について徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

今回紹介したプラグイン以外にも
700種類の無料プリセットや複数の無料プラグインをダウンロード・インストールして使うことができます⬇︎⬇︎

『AEJuice』が提供する61種類すべてのプラグイン(プリセット数9,400種類以上)が手に入る最強効率化バンドル『AEJuice I Want It All Bundle Lifetime』を徹底解説した記事はこちら⬇︎⬇︎

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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました^^